【復元方法】BackWPupの設定方法・使い方を紹介【エラーの対処法】

【復元方法】BackWPupの設定方法・使い方を紹介【エラーの対処法】
想定読者

BackWPupの設定方法、使い方、復元方法について詳しく知りたい。

本記事は、上記の方を想定しています。

WordPressエンジニアとして活動していると、1週間に1度ほどクライアント様のWordPressサイトをバックアップする機会があります。

今回は、実務で得た経験と知識を元に解説しているので、安心してご覧ください。

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記事の内容

BackWPupとは

BackWPupとは

BackWPupとは、WordPressサイトのデータ(画像、使用テーマ、プラグイン、コンテンツ)を自動or手動でバックアップでき、復元することもできるWordPressプラグインです。

BackWpupの機能

  • WordPressのデータベースをバックアップ
  • WordPressのファイル関連をバックアップ
  • サーバー内だけでなく、外部への保存機能
  • スケジュール機能が搭載

『悪質な第三者にサイトを消されるor間違ってサイトデータを消してしまう』
→こういったことはほとんど起きませんが、起きてしまったときのために必ずバックアップはとっておきましょう。

また、サイトをカスタマイズする方などにとってもバックアップは必須です。


BackWPupの初期設定|インストールは3分

BackWPupの初期設定|インストールは3分

BackWPupの初期設定=インストールを行っていきましょう。

まずは、WordPressの管理画面<プラグイン<新規追加へといきましょう。

BackWPupの初期設定:キーワードに検索する

検索窓に『BackWPup』と入力して、検索しましょう。


BackWPupの初期設定:今すぐインストール

今すぐインストールをクリックし、その後有効化のボタンを押すと、数秒後にはインストールが完了します。


BackWPupの初期設定:インストール完了


BackWPupのインストールは完了です。次に、BackWPupの設定方法と使い方について学んでいきましょう。

BackWPupの設定方法と使い方

BackWPupの設定方法と使い方

BackWPupには下記の二種類のバックアップ方法があります。

  • 手動
  • 自動
エコおじい

個人的には手動でのバックアップをおすすめしています。

なぜなら、BackWPupプラグインの自動を行ってしまうと、WordPressの表示速度に影響を与えると言われているからです。

であれば、必要な時(一ヶ月に一度)に手動でバックアップを行ったほうがWordPressサイトにとっては良いです。

当サイトでは、3ヶ月に1回ほどBackWPupをインストールし、手動でバックアップを取っています。
少し面倒ですが、WordPressサイトにとってはこのほうが良いです。



手順1:BackWPupでジョブを作成する

BackWPupを使用して、バックアップをする際にはジョブと言われているものを作成する必要があります。

ジョブでは、なにをバックアップするのか、どこにバックアップするのか、いつバックアップするのかなどを設定することができます。

まずは、WordPressの管理画面<BackWPup<新規ジョブを追加をクリックしてください。

手順1:BackWPupでジョブを作成する


BackWPupの新規ジョブを追加する際には、下記で紹介している内容を真似てみてください。

BackWPupの設定を行う
  1. ジョブの名前:なんでもOK
  2. データベースのバックアップ:チェック
  3. ファイルのバックアップ:チェック
  4. WordPressのXMLエクスポート:不要
  5. インストール済みプラグイン一覧:チェック
  6. データベーステーブルをチェック:不要

上記のように入力してください。

その後、バックアップファイルの保存方法を選びます。

手順1:BackWPupでジョブを作成する:保存場所を選択する

個人的にですが、フォルダーへのバックアップがおすすめです。簡単なので

保存場所にこだわりがない方は、フォルダへバックアップをおすすめします。

入力を終えた方は、下記の保存ボタンをクリックして、新規のジョブを作成しましょう。

手順1:BackWPupでジョブを作成する:保存完了


次に、作成したジョブへと行き、『今すぐ実行』をクリックしましょう。

手順1:BackWPupでジョブを作成する:今すぐ実行する

今すぐ実行をクリックすると、数分後に下記の画面のようになるはずです。


手順1:BackWPupでジョブを作成する:完了


ジョブ完了と表示されれば、ローカルファイルにバックアップするために必要なことは完了です。

手順2:BackWPupでローカルにファイルをバックアップする

ここからは実際に、作成したジョブをローカルファイルに保存していきます。

BackWPup<バックアップをクリックしましょう。

BackWPup<バックアップをクリックする

すると、作成したファイルが表示されるので、【ダウンロード】を押します。


ダウンロードをクリック

ダウンロードをクリックすると、下記の画像のようにローカルファイルにバックアップファイルがZip形式で保存されているはずです。

ファイルを確認する

ローカルファイルを確認すると、作成したバックアップデータが確認できるはずです。

ここまでで、BackWPupを使ってバックアップを取得する方法を解説してきました。ここからは取得したバックアップを使って復元する方法を解説していきます。


BackWPupで取得したデータを復元させる方法

BackWPupで取得したデータを復元させる方法

ここからは実際にBackWPupを使用してバックアップしたデータを復元する方法を詳しく紹介していきます。

復元するための手順

  1. ZIpファイルを解凍する
  2. ファイルデータをアップロードする
  3. データベースにアップロードする


復元方法:ローカルにインストールしたZipファイルを解凍する

1番最初にすることは、ローカルにインストールしたZipファイルを解凍することです。

シンプルにZIpファイルをクリックすると解凍されるはずです。

ローカルにインストールしたZipファイルを解凍する

たったこれだけで、解凍は終了です。

復元方法:BackWPupのファイルデータをアップロードする

BackWPupで取得したファイルをFTPソフトを活用してアップロードしましょう。

当サイトではFileZillaを使用しています。
本記事はBackWPupのバックアップをメインとしているので、FileZillaの接続方法は省略します。

バックアップしたいファイルを転送する

転送したい情報を選択し、バックアップした情報をドメインに転送します。

  • backwpup_***.pluginlist.***.txt
  • backwpup_***.sql
  • backwpup_readme.txt
  • manifest.json

アップロードする際は、これらのファイルは除外しましょう。
アップしてもシステム的には問題ないのですが、データベース情報をアップしてしまうとセキュリティ的に問題がありますので。

復元方法:BackWPupで得たデータベース情報を反映させる

各レンタルサーバーにはphpMyAdminが設定されています。

ログインできると下記の画面に行けるはずなので、そこでバックアップしたデータベースをアップロードすると、データベースの内容も復元する事ができます。

wp-config.php画面に行くと、phpmyadminに必要なログインパスワードが掲載されています。

phpmyadmin
  1. データベースを選択する
  2. インポートをクリック
  3. ファイル選択
  4. 変更をクリックする


これにてデータベースのバックアップ作業は完了です。

まとめ:BackWPupの設定方法・使い方・復元方法・エラー対処法

まとめ:BackWPupの設定方法・使い方・復元方法・エラー対処法

ここまでで【復元方法】BackWPupの設定方法・使い方を紹介【エラーの対処法】の解説は以上です。

プラグインについてもっと学びたい方は下記の記事を参考にしてみてください。


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