WP-Optimizeの使い方について詳しく知りたい
本記事は、上記の方に向けて執筆しています。
執筆者:WordPress歴5年以上の私が『WP-Optimizeの使い方』について解説しています。
WP-Optimizeではデータベースのお掃除をするので、事前に必ずバックアップを取るようにしましょう。
本記事で紹介しているWP-Optimizeでは、データベースの最適化・削除を行います。
一度削除してしまうと、元には戻りません。
そのことを踏まえて、必ずバックアップは取るようにしましょう。
WP-Optimizeとは
WP-Optimizeとは、WordPressを動かす際に必須のデータベースの掃除&最適化ができるプラグインです。
データベースを掃除することで、サイトが軽くなり、表示速度が向上します。
豆知識:WordPressサイトは性質上、データベースの中に余分なデータを蓄えすぎてしまいます。データが増えすぎるとサイトが重くなるので、数ヶ月に1回は必ずお掃除するようにしましょう。
WP-Optimizeが優れている部分
- WordPressデータベースに蓄積している不要なデータを削除or最適化してくれる
- 不要である記事のリビジョンやその他不要データを一括して削除できる
- 定期的に掃除してくれる機能がある→この機能は使用しない
- WordPressデータベースに蓄積しているデータを確認することができる→利用していないものなどが一発で分かる
- WP-Optimizeは日本語対応されているので、日本人にありがたい
WP-Optimizeのインストール方法
WP-Optimizeを活用するためには、インストールする必要があります。
3分ほどでインストールできるので安心してください。
プラグイン<新規追加<キーワード検索で「WP-Optimize」と検索しましょう。
下記の画像と同じプラグインを今すぐインストールしましょう。
インストール後には有効化をクリックしましょう。
ここからは、WP-Optimizeの詳しい使い方について解説していきます。
WP-Optimizeの使い方
WP-Optimizeの詳しい使い方について解説していきます。
WP-Optimizeのメイン機能:不要なデータベースを削除すること
今回は、メイン機能を軸に解説していきます。
WP-Optimizeの使い方:データベース最適化
まずは、WordPress管理画面まで行き、WP-Optimize<データベースをクリックしてください。
データベースまで行くと、データベース、画像、キャッシュ、Minify等様々項目が表示されますが、今回はデータベース飲みを活用していきます。
ここまで項目で表示される単語が難しい方は下記の用語説明を活用してみてください。
専門用語 | 用語説明 |
---|---|
データベース | WordPressサイトはMysqlというデータベースで動いています。古くからある有名なデータベースです。 |
テーブル | データベース内に構成しているもの WordPressサイトは基本的に11個のテーブルで動いています。 |
リビジョン | 記事内容をデータベースに保管しておくことで、過去の記事内容なども復元できる機能(ここが不要データの温床になる) |
自動下書き | WordPressでは自動的に下書きが保存される仕組みが導入されています。(ここも不要データの温床) |
スパムコメント | 簡単に言うと、嫌がらせコメントのようなもの |
未承認コメント | 承認していないコメント |
期限切れのtransientオプション | プラグインやテーマ開発しない方であれば、触らない部分 |
ピンバック | ほかサイトでリンクを貼られたときに通知する機能 |
トラックバック | 他サイトの内容を自社サイト内で引用した際に相手に知らせる機能 |
コメントメタデータ | 触る必要なし |
孤立したデータ | 必要であればチェックを入れる(大半の方が存在しない部分) |
このような内容になっています。
ご自身の目的に合わせて、チェックを変更してみてください。
WP-Optimizeの使い方:不要テーブルを削除する
WP-Optimizeでは不要なテーブルを簡単に削除することができます。
ここでのテーブルはプラグインの追加などで発生します。
使用しているプラグインのテーブルは不要な部分なので、できるだけ削除するようにしましょう。
WP-Optimizeの使い方:データベース最適化の設定
結論から言うと、この項目は不要です。
WP-Optimizeは数ヶ月に一度しか使用しないので、不要なデータ&不要なテーブルを削除できた方は本プラグインを削除しましょう。
そして、数ヶ月経過したタイミングでもう一度不要なデータやテーブルなどを削除するようにしましょう。
WP-Optimizeの使い方:その他の設定
今回は、データベース周りの設定を行ってきましたが、実はWP-Optimizeではデータベース周り以外にも『画像』『キャッシュ』『ソースコード圧縮』などを行うことができます。
がしかし、それほど優秀な機能ではないので、個人的には下記のようにおすすめしています。
- 画像対策→EWWWプラグイン
- キャッシュ→その他のプラグイン(現在準備中)
- ソースコード圧縮→Autoptimize
WP-OptimizeよりもEWWW Image Optimizeがおすすめ
画像圧縮であれば、WP-Optimizeよりもおすすめです。
なぜなら、EWWWでは画像圧縮に加えて、次世代フォーマットでの画像配信が可能だからです。
当サイトでも導入しています。
WP-OptimizeよりAutoptimizeがおすすめ
ソースコード圧縮にはAutoptimizeのほうがおすすめです。
利用者数も圧縮の信頼性もWP-Optimizeより高いので、ソースコードを圧縮したい方におすすめです。
当サイトが使用しているSWELLテーマではソースコード圧縮がされており、使用していないのですが、他のサイトでは活用しています。
導入方法などが気になる方は下記の記事を参考にしてみてください。
WordPressカスタマイズ外注したい方
カスタマイズを外注したい方は「ココナラ」がおすすめです。
このように、ココナラでは3000円〜5000円でWordPressのカスタマイズ対応をしてくれます。
- WordPressカスタマイズ
- WordPress表示速度の改善
- WordPressバックアップ
興味がある方は、ぜひココナラを活用してみてください。
まとめ:WP-Optimizeは1ヶ月に一度で十分です。
ここまでで『WP-Optimizeの使い方|データベース自動クリーンアップ』の解説をしてきました。
WP-Optimizeは優秀なプラグインですので、ぜひ活用してみてください。
WP-Optimize以外におすすめのプラグインが気になる方は、ぜひ下記の記事を参考にしてみてください。
- 【最新版】Google XML Sitemapsの設定方法と使い方
- 【2022年最新版】EWWW Image Optimizerの使い方と設定方法
- WordPressブログの画像を圧縮する方法|プラグインやツール紹介
- WP-Optimizeの使い方|データベース自動クリーンアップ
- WordPressサイトの画像をWebPに変換できるプラグインを紹介
- 「使用していない JavaScriptの削除」プラグインで改善する方法
- Table of Contents Plus(TOC+)の使い方|目次プラグインを設置する方法
- 【最新版】Autoptimizeの設定方法と使い方【圧縮系プラグイン】
- 【最新版】PS Auto Sitemapの使い方・スタイル設定を解説
- 【復元方法】BackWPupの設定方法・使い方を紹介【エラーの対処法】
- WordPressでお問い合わせフォームを設置する方法【自作とプラグイン紹介】
- WordPress掲示板の作り方|bbPressの使い方とカスタマイズ
- 【必要ない】SWELLでおすすめのプラグイン6個を紹介
WP-Optimizeの目的は何なのか明確にしよう
WP-Optimizeは基本的に表示速度を高めるために行われます。
とはいえ、WP-Optimizeでできる高速化はあまり効果がありません。
効果が高い施策
- サーバースペック
- 画像対策
- キャッシュ
- ソースコード
- データベース
WordPress高速化の施策は他にも沢山ありますので、気になる方は下記の記事を参考にしてください。