本記事は「ブログ目次の正しい作り方|SEO対策+ユーザー面にもメリットがある」の深掘り記事として制作しています。
Table of Contents Plusの使い方やカスタマイズ方法などを詳しく知りたい
本記事は上記の方を対象としています。
執筆者:WordPressエンジニの私が「Table of Contents Plusの使い方やカスタマイズ」について詳しく解説します。
- 簡単に目次を作れるプラグイン
- 本記事通り進めれば簡単に設置できます
- 自由にカスタマイズできるようになります
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Table of Contents Plusとは何なのか
Table of Contents Plusとは、WordPressにおける目次プラグインです。
Table of Contents Plusとは
- WordPressの機能を拡張するための手法であり、より見やすく、より分かりやすいWebページすることが叶います。
- table of contents plusは目次設置に特化したプラグインであり、ブログ冒頭に見出しごとの目次を設定できます。
これにより、市販の書籍と同じように目次だけで全体の流れを示すことが可能です。
また、目次をクリックすれば該当部分にジャンプすることができ、「得たい情報に素早くアクセスしたい」というユーザーニーズも満たしやすくなるでしょう。
2,000文字を超えるブログであれば、Table of Contents Plusによる目次を設定した方が圧倒的に見やすくなります。「ユーザーの興味を惹くような見出しを作ったため、離脱前に見てほしい!」という場合にも有効です。
Table of Contents Plusの使い方
ここからは、実際にTable of Contents Plusの使い方を紹介します。
プラグインをはじめて実装する人でも分かりやすいよう基本的な設定方法にも触れますので、参考にしてみてください。
Table of Contents Plusの基本設定
- WordPress画面左端にある「プラグイン」を開きます。
- 「Table of Contents Plus」で検索し、インストールを進めます。
- 「Table of Contents Plus」のインストールが完了したら、「有効化」を選択します。
- WordPress画面左端にある「設定」を開きます。
- 「基本設計」のタブを、上記のように設定します。
上記で、Table of Contents Plusの基本設定は完了です。
位置・表示条件・コンテンツタイプの自動挿入・見出しテキストだけの設定でも十分見やすくなりますので、プレビューにて確認してみましょう。
Table of Contents Plusは「TOC+」と省略されて表示されることもありますので、あらかじめ知っておくと便利です。
以下では、それぞれの項目ごとに詳細を解説します。
Table of Contents Plusの位置設定
Table of Contents Plus設定画面の「位置」では、文字通り目次を表示させる位置を指定できます。
- 最初の見出しの前(デフォルト)
- 最初の見出しの後
- 上
- 下
上記4パターンから選べますので、イメージに合った選択肢を選びましょう。
大半のブログでは、デフォルト設定である「最初の見出しの前」にしていることが多いでしょう。
記事を読み進める前に目次を提示すること、ユーザーが欲しい情報の位置を先に示すことの2つが目的であるため、なるべく前半に設置した方が便利なのです。
Table of Contents Plusの表示条件
table of contents plus設定画面の「表示条件」では、目次を表示させる条件を指定できます。
- 2つ以上見出しがあるとき
- 3つ以上見出しがあるとき
- 10つ以上見出しがあるとき
上記のように、2から10までの範囲で設定可能です。
H2・H3などの見出しがいくつ以上ある場合に目次を表示させるかを問う項目であるため、好みに応じて設定していきましょう。
個人的には、「4つ以上見出しがあるとき」に設定しておくことをおすすめします。
見出しがあまりにも少ない状態で目次設定してしまうと、目次の意味が薄れてしまいます。
かといって見出しが多くなるまで目次が出てこないと、ボリュームのある文字量のなかから必要な情報をピックアップすることが難しくなり、ユーザーの早期離脱を招くでしょう。
4つ以上くらいにしておくと、理想的なバランスになるかと思います。
Table of Contents Plusの以下のコンテンツタイプを自動挿入
Table of Contents Plus設定画面の「以下のコンテンツタイプを自動挿入」では、目次を挿入するコンテンツを指定できます。
基本的には、「post」と「page」を使うことが多くなるでしょう。
- 「post」にチェックを入れておけば、投稿ページに目次が挿入されます。
- 「page 」にチェックを入れておけば、固定ページにも目次を挿入できます。
どのページに目次を入れたいかはブログやメディアの方針によって異なりますので、プレビューを見ながらすり合わせをしていきましょう。
Table of Contents Plusの見出しテキストとは
Table of Contents Plus設定画面の「見出しテキスト」では、目次となる部分のタイトルを設定できます。
上記の例では「Contents」にしていますが、他にも「目次」「記事の内容はこちら」などを使うことが多いでしょう。
また、目次の表示・非表示を選択できるようにしたうえで、「show/hide」「表示/非表示」「open/clese」などの文言も入力可能です。
Table of Contents Plusの上級者設定
より細かくTable of Contents Plusの設定をしたい場合は、上記を参考にしてみましょう。
基本設定画面を下にスクロールすることで、「上級者向け」ボタンが現れます。
クリックすると上記のような設定画面が開きますので、理想に合わせることが可能です。
Table of Contents Plusの見出しレベルとは
tTable of Contents Plus上級者向け画面の「見出しレベル」では、どの見出しまで目次に表示するかを選択できます。
よく使う見出しはh2~h4程度かと思いますが、記事の内容によってはh5やh6を使うこともあるでしょう。
しかし、全ての見出しを目次に取り込んでしまうと、目次だけで相当な文字量になってしまいます。
「結局欲しい情報がどこにあるのか分からない」と不便さを感じさせてしまうこともありますので、見出しレベルには細心の注意を払いましょう。
記事全体のボリュームにもよりますが、h2.h3.h4程度まで表示させれば十分かと思います。
Table of Contents Plusの基本設定の除外する見出しとは
Table of Contents Plus上級者向け画面における「除外する見出し」では、文字通り目次から除外する見出しを指定できます。
見出しのタイトルを丸々コピーして登録しておけば、その見出しは目次上に表示されません。
また、キーワードで指定することも可能です。
複数ある場合は「|」で区切り、除外キーワードを設定していきましょう。
Table of Contents Plusを手動で追加する方法
目次の表示位置を更に細かく調整したい場合や、1つの記事に複数回目次を表示させたい場合は、手動でtable of contents plusを追加できます。
WordPress上の本文画面にてエディタを「テキスト」に変更し、Table of Contents Plusを追加したい箇所にショートコード[toc]を入力しましょう。
反対に、本文中のどこかにショートコード[no_toc]を入れておけば、そのページだけ黙秘表示をしないよう設定可能です。
Table of Contents Plusのカスタマイズ方法
次に、Table of Contents Plusをカスタマイズする方法を紹介します。
ページ全体のデザインを更に整えやすくなりますので、基本的な設定が理解できたら下記にも取り組みましょう。
カスタマイズ1:連番をなくす
Table of Contents Plusの基本設定画面に、「番号振り」というチェックボックスがあります。
このチェックを外しておけば、自動で連番が付与されることを防げます。
反対に、チェックを入れておけば見出しの順に番号を付与してくれるため、自ら番号を手入力する必要がありません。
番号が必要かどうか判断しながら、活用していきましょう。
カスタマイズ2:階層表示を消す
Table of Contents Plusの基本設定画面に、「階層表示」というチェックボックスがあります。
このチェックを外しておけば、階層表示を消してフラットな表示形式にできるため、試してみましょう。
反対にチェックを入れておけば、h2からひと段落下げてh3の見出し名を表示するなど、自動で整理整頓してくれます。
Table of Contents Plusが表示されない場合
設定を一通り終えたはずなのにTable of Contents Plusが表示されない場合、下記の項目をチェックしてみましょう。
- Table of Contents Plusの有効化がされているか
→Table of Contents Plusをインストールしただけで有効化されていない場合、設定が完了していても目次の表示がされません。
WordPress左端にある「プラグイン」からtable of contents plusを選択し、「有効化」をクリックしておきましょう。 - 設定のどれかが間違っている
→意図している設定と実際の設定が異なっている場合、目次が正しく表示されない可能性があります。
表示位置、表示条件、コンテンツタイプ、除外する見出しなどでミスが生じていることが多いため、確認していみましょう。
また、「目次をサイドバーのみに表示」にチェックを入れると、記事の上部には目次が表示されなくなってしまいますので、併せて確認したい項目です。
まとめ:Table of Contents Plusは便利な目次プラグインです。
ここまでで「Table of Contents Plusの使い方|目次プラグインを設置する方法」の解説は以上です。
本記事は以上です。最後までご覧くださりありがとうございました。
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